Liquidを使って注文時間を判定し、適切な発送案内を表示する方法をご紹介します。
Shopifyを使えば、ノーコードでも簡単にECサイトを立ち上げることができます。しかし、Liquidを活用することで、細かいカスタマイズが可能になり、より便利でユーザーフレンドリーなショップ運営が実現できます。
たとえば、「15時までの注文は当日発送」といった案内を、自動で表示できたら便利だと思いませんか?
本記事では、Liquidを使って注文時間を判定し、適切な発送案内を表示する方法をご紹介します。
こんなイメージ
イメージ的には、以下の2つになります。
①商品ページには、閲覧している現在の時刻を取得し、15時前であれば「15時までの購入で本日発送!」と表示
②注文通知メールには、購入した時刻を取得し、15時以前の注文であれば「本日発送」と表示。15時を過ぎたら「明日発送」と表示
商品ページ
商品ページに表示する閲覧している時刻は、{{ now }}
を用いて取得します。
{% assign now_hour = now | date: "%H" | plus: 0 %}
{% if now_hour < 15 %}
<p>15時までの購入で本日発送!</p>
{% else %}
<p>今注文すると明日発送になります。</p>
{% endif %}
{% assign now_hour = now | date: "%H" | plus: 0 %}
ですが、| plus: 0
挿入しないとエラーになるので、ご注意ください。
通知メール
注文通知メールに表示する注文時間は、{{ order.created_at }}
を用いて取得します。
{% assign order_hour = order.created_at | date: "%H" | plus: 0 %}
{% if order_hour < 15 %}
<p>このご注文は<strong>当日発送</strong>となります!</p>
{% else %}
<p>このご注文は<strong>翌日発送</strong>となります。</p>
{% endif %}
こちらも| plus: 0
挿入しないとエラーになるので、ご注意ください。
いかがでしょうか。もちろん、発送日から土・日・祝日を除外するなどの工夫が必要なため、完璧なコードではありません。(土・日・祝日を除外する方法についてはまた別の記事で解説します!)
しかし、ユーザビリティを向上させるシンプルなLiquidの活用例として、ご参考いただければ幸いです。